以下は原発問題と放射能被害に関する施策についての申入れです。
                                 
         

                                            2012年7月30日
狛江市長
高橋 都彦 様

        
原発問題と放射能被害に関する施策についての申入れ

                          狛江の放射能を測る会 連絡責任者 西尾 真人
                             狛江市和泉本町3-35-8 電話03-3480-7477

 私たちは、市長選挙直前の6月7日、記者会見で立候補を表明されていた貴高橋予定候補および田辺予定候補に、公開質問状をお渡しし、貴高橋様からは別紙Aの通り9日に、田辺候補からは11日に回答をいただきました。それは、別紙Bのように整理して、広く狛江市民に知らせております。
高橋都彦様が市長となられ、9月には所信表明をされると聞き、私たちの公開質問状にお答えいただいたことについて、是非、その具体的な施策についてお話し合いの機会をいただきたく、申入れるものです。

なお、具体的にお話を伺いたい項目は以下の通りです。

1.脱原発首長会議に参加される日は何時でしょうか。また、参加されてどのような活動を計画されていますか。

2.空間線量とともに、学校給食を中心に食品の安全性を確認する具体的な方法
 ①狛江市として空間線量計を購入し、市内の定期的な計測をされますか。また、市民の計測依頼にどのように応えられますか。
 ②学校給食の放射能計測をどのように行う計画ですか。
 ③狛江産野菜の放射の測定や市民の食品・食材に関する不安にどのように応えられますか。
 ④その他、土壌調査や市民の健康調査依頼について、どのように応えられますか。

3.「原発の安全性が確認されるまで慎重であるべき」とのお答えです。
 ①福島原発事故調査委員会は国会・政府事故調査報告書いずれも、事故原因は不明であり、引き続く調査機関を設けることを提言しています。したがって、原発の安全性は確認されていない状況であり、大飯原発の再稼働には反対されると思いますが、市長としてその意思表明をされますか。
 ②原発を含めたエネルギー政策に反対の意思表示をどのようにされますか。
③狛江市として、脱原発に向けての再生可能エネルギー導入の具体的計画をお聞かせ下さい。

4.その他、関連事項

 以上、よろしくお願い致します。ついては、8月中にお話し合いの機会をつくって頂きたく、重ねてお願い申し上げます。